[参考書]英語の参考書
- [単語帳] DUO3.0
[評価・オススメ度]★★★★★
[レベル]★★★★☆(やや難)
[内容]超有名な参考書.例文のなかに単語が組み込まれており,その例文を通して単語を覚えるタイプの英単語帳.
[利点]DUOの良さは”スピード”・”質”・”汎用性”の3つ:
- スピード:例文に単語が組み込まれているので短時間で反復することができる.復習用CDを使うと1時間で1周できる.高速音読(僕が個人的にやってた例文だけを高速に音読していく勉強)では30分くらいで1周できる.この1周で確認できる単語は2000以上であるため,普通に淡々と一語ずつやるのとは圧倒的に速さが違う.
- 質:例文はネイティブによる校正が行われているため質が高い.
- 汎用性:大学受験からTOEICまで使うことができる.単語帳や例文集としても使用できるし,CDを使えばリスニング対策もできる.
[欠点]難易度が高く,初心者には向かない.また,例文を通して単語を暗記していくので,同時に文法や構文の知識が必要になり,単語だけに集中したい人には不向き.
[使い方]自分のやり方としては:
①全体像・構文の確認:10周
「どこにどのような単語があるのか」,「例文で使われている文法はどのようなものか」をチェックしました.その際,わからない文法などは総合英語Forest 7th Editionなどの文法書で調べてました.
②リスニング:45周
登校中や空き時間などに聴きまくりました.DUO 3.0 / CD基礎用とDUO 3.0 / CD復習用を組み合わせてやってました.まずは基礎用を繰り返して,慣れてきたら復習用に移りました.復習用にも慣れてきたら,1.3倍→1.5倍→2倍のように速度を上げて聴きました.ただ聴くのではなく,頭の中でしっかり理解するように努めました(聞き流しはダメ!).あと,CDを使わないのは論外です.最低でも,どちらかは使いましょう.
③シャドーイング:10周
DUO 3.0 / CD復習用を使いました.その際,発音やリズムにも気をつけてやりました.ここで発音やリズムを徹底的にやったことで,リスニング力が向上し,TOEICの Listening Sectionが400台まで伸びました.また,CDのスピードに慣れたおかげで,速読力も向上したと思います.
④音読:35周
1セットの目安を10分/10sectionとして高速音読をしました.慣れてくると,30分くらいで1周できるようになります.ベストタイムは22分/1周でした.
∑100周.
[勉強した量]100周.
- [長文] 速単 必修編
[評価・オススメ度]★★★☆☆
[レベル]★★☆☆☆(やや易)
[内容]長文を通して単語を覚えていくタイプの英単語帳.
[利点]英単語と長文の勉強が同時にできる.
[欠点]英文が言うほど面白くない.
[使い方]僕は単語帳としてではなく,長文用として使いました.単語のページはわからない単語があるときのみチェックするだけで,基本はスルーでした.TOEICで700超えてる人は速単必修編を飛ばして,速単上級編かリンガメタリカをやっていいと思います.
[勉強した量]6-7周.
- [長文] 速単 上級編
[評価・オススメ度]★★★★☆
[レベル]★★★★★(難)
[内容]速単必修編の超上位互換.難関大の長文で構成されている.抽象的な文ばかりで難易度は高い.長文の練習に加えて,未知単語の推測練習ができる.収録されている英単語のレベルは高く,このレベルの語彙力が必要とされる大学はほぼないと一部では言われている.
[利点]難関大でよく出されるような抽象的で難易度の高い長文の練習ができる.また,難関大突破に必要とされる未知単語の推測練習もできる.
[欠点]英文が言うほど面白くない(リンガメタリカのほうがおもしろそう).速単上級編は「死」とか「法」とかを題材にした重めの英文ばかりって感じ.
[使い方]東工大の長文対策として利用しました.正直,リンガメタリカの方が内容がおもしろく,背景知識も学べるので良いような気がします.リンガメタリカを使えばよかったと後悔してます...速単上級編を進めるのはなかなきつかったです.
[勉強した量]2周.
- [英作文] ドラゴンイングリッシュ
[評価・オススメ度]★★★★☆
[レベル]★★★☆☆(標準)
[内容]例文100文を通して英作文の書き方を解説してある参考書.CD付き.同著者が執筆した竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本の方が人気が高い.僕は薄い方が好きなのでドラゴンイングリッシュを使った.
[利点]100文に絞ってあり,反復しやすい.1文あたりの解説の量が英作文参考書の中では多い方なので,1文からたくさんの知識を得ることができる.
[欠点]要点が散りばめてあるので参照しにくい.
[使い方]1周目は自分で和文英訳をしてみて,2周目からはひたすら音読しました.たまに書けるかどうかチェックしてました.
[勉強した量]5周+.
- [英作文] 大矢復 英作文講義の実況中継
[評価・オススメ度]★★★★☆
[レベル]★★☆☆☆(やや易)
[内容]基礎的な英作文の参考書.著者の指導経験から学生が間違えやすいところに焦点を当てて解説してある.新しい方(大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編)も良さそうだった.
[利点]”英作文の考え方”について学ぶことができる.PART2では,英作文で間違いやすい単語・語法の知識63選を解説してあり,これがかなり使える.
[欠点]特になし.
[使い方]例題→講義→問題のように進めていきました.PART1,2,3それぞれをカッターで切り離して使いました.特にPART2は持ち歩いて暗記してました.
[勉強した量]2周+.
- [英文読解] 基本はここだ!
[評価・オススメ度]★★★☆☆
[レベル]★★☆☆☆(やや易)
[内容]比較的易しめの読解書.英文の読み方について解説してある.
[利点]読解の入門としてはちょうどいい難易度.解説がわかりやすい.
[欠点]文法用語がちょくちょく出てくるのが個人的に好きじゃなかった.
[使い方]TOEIC勉強の後に,過去問の手ごたえから自分には読解力が欠けていると思い,使いました.自分で和文英訳をした後に解説を読むといった感じで使ってました.
[勉強した量]2周.
- [英文読解] ポレポレ
[評価・オススメ度]★★★★★
[レベル]★★★★★(難)
[内容]難易度高めの英文読解用参考書.難関大学の英文を題材にした50題を通して,英文読解の完成を目指す.象の表紙や"ポレポレ"という名前を見る限り,やさしそうな本だと錯覚してしまいそうになるが,中身はかなり難しい.
[利点]薄い本なのに,内容がとても濃い(コスパ最強).50題なので,短期間でこなせる.解説がわかりやすい.また,端っこに動物の挿絵と英語での呼び方などが載っており,動物の知識・語彙力を飛躍的に向上させることができる.
[欠点]文中の難易度の高い単語に注釈がなく不便.
[使い方]上の基本はここだ!のあとにやりました.本来なら,基本はここだ!のあとにもう1冊英文読解の参考書をはさむべきですが,僕は時間がなく飛ばしました.ですが,1周したあとの”読解能力向上した感”はかなりありました.1周目は,英文和訳をやってみて,解説を読んだ後に解答例と照らし合わせて,どこがどう違うのかを学び,2周目からは音読ベースで時間をかけず回しました.この本のおかげで,読解に関してはほぼ無敵になりました.
[勉強した量]4周.
- [過去問演習] 東工大の英語15カ年 (赤本)
[評価・オススメ度]★★★★★
[レベル]★★★★★(難)
[内容]定番の赤本.東工大英語に関しては大学入試と編入試験はほぼ同じなので,対策に有効.編入試験の東工大英語の過去問は入手困難なので,赤本買ってやるのもアリ.
[利点]本番と同じ質の演習ができる.
[欠点]最近傾向が変わった(超長文化)ので,実際に役に立つのはここ数年分.
[使い方]新しい年度の問題から解いていきました.英文和訳と和文英訳(英作文)は高専の英語の先生に添削してもらいました.最近の東工大英語は超長文化しており,このレベルの演習はなかなかできないので,赤本は重宝してました.
[勉強した量]0.8周.
東京工業大学への英語 2016―実戦模試演習 (大学入試完全対策シリーズ)
- 作者: 全国入試模試センター
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2015/07/07
- メディア: 単行本
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[評価・オススメ度]★★★☆☆
[レベル]★★★★★+ (鬼)
[内容]東工大英語の予想問題集.難しすぎ!!特に和文英訳が3行くらいあって鬼(実際の入試では1~2行).満点で偏差値100,6割で偏差値80くらいになるような難易度設定.
[利点]解説が詳しい.採点法も載っていいて,これがかなり素晴らしい.
[欠点]難しすぎる.
[使い方]最後の総仕上げにやろうとしたけど,7回分入っているにもかかわらず1回分で終わりました(挫折というか方向転換.これはやらんで良かった...).やらなくてもいいけど,この本を完璧にしたら英語最強になると思います.受験前に勉強が終わってしまい,暇になった人がやりましょう.
[勉強した量]1回/7回分中だけやった.
- [文法] Forest
[評価・オススメ度]★★★★☆
[レベル]★★★☆☆(標準)
[内容]王道の英文法用参考書.ネイティブの考え方などが載ってる一億人の英文法とはまた違い,Forestはごくごく一般的な文法書.
[利点]クセがない.
[欠点]特になし.
[使い方]たまに参照してました.この本は読み通すというより,参照用かなと思います.
[勉強した量]たまに参照する程度.
- [長文・背景知識] Journal
左から:Scientific American, Popular Science, New Scientist, Universe Today.
(メインで読んでた上記以外にも,Robot Magazine, TED Talks, ReadWrite, Japan Times なども読んでました.)
[評価・オススメ度]★★★★★
[レベル]★★★☆☆(標準)
[内容]世界で起きている時知的な内容が英語で書かれている.
[利点]スキマ時間にサクッとできる.例えば,電車の中で参考書を取り出すのが面倒なときなどに有効.東工大英語では,Scientific Americanが出典の年もあり,本番で出題されるレベルの英文に気軽に触れることができる.最先端の研究から豆知識までいろいろな背景知識を知ることができるので,やっていて楽しい.
[欠点]日本語訳がない.
[使い方]Google Play ニューススタンド - Android アプリを使って,スキマ時間に読んでました.気分転換みたいな感じで気楽に読んでました.
コツは:
①自分が興味のある英文だけを読む
②飽きたら読むのをやめる
の2つです.
[勉強した量]16時間.
以下に,たまに使ってた英語の教材を参考程度に載せます.
- [長文・背景知識・速読] Polyglots
- [動画] TED
- [動画] YouTube